終了しました。尚、輪読会の様子は録画していますので、後日このホームページ上に投稿する予定です。
期 日 2021年9月4日(土曜日)
時 間 13時~17時
内 容 (1)歌「光あり」斉唱・・・(この歌は大石法夫先生が作詞されたものです。大石先生は太平洋戦争に出征
され、非情な特攻兵器であった人間魚雷「回天」の搭乗員となりました。戦後そのことが機縁となっ
て仏門に入られ、長い求道時代を経て、64歳の時ようやく道に出遇うことができたのです。師は、ご
自身が出遇うことのできた世界を歌に託して伝えたいと思い立たれ、「光あり」の歌詞を作られまし
た。そして、その歌詞を、戦死した多くの戦友のことを想いつつ、「若鷲の歌(予科練の歌)」の曲
に託して歌われました。私は、この「光あり」は、阿弥陀仏が法蔵菩薩となられてわれら衆生と運命
を一つにすることを誓われ呼びかけておられる法蔵菩薩のお心を歌われた歌だといつも感じていま
す。それで私は、あちこちの法座でこの歌を歌っていました。しかし、「若鷲の歌(予科練の歌)」
が軍歌であるために、この曲に合せて「光あり」を歌う私に方々からクレームがつくようになりまし
た。そして、結局この曲では「光あり」を歌うことができなくなってしまいました。そこで、別な曲
に替えて歌えないかと思い立ち、試行錯誤の末、しばらくの間は「月の砂漠」の曲に合せて歌ってい
ました。ところが今年になって、輪読会のメンバーの一人である渡辺太郎さんが、元中学校の音楽教
師であったという経歴を生かされて、「光あり」の歌詞に合せた曲を自ら思い立たれて作曲してくだ
さいました。そこで前回から、輪読会の最初に、渡辺太郎さんが演奏されるアコーディオンのメロデ
ィーに合わせて「光あり」の歌を歌うことにいたしました)。
(2) 輪 読…大石法夫先生著『許されて生きる』(樹心社)29 頁~45
頁「 新たな法友との歩み 」を輪読します。本をお持 ちでない方
には、当日コピ-をお渡しいたします。
(3) 感 話…輪読後の感想やその他、今思っていること、問題になっ
ていること、近況報告等々について、一人一人自由に お話しして
いただきます。
(4) 発題(住職)
(5) 自由座談
※どなたでもご自由にご参加いただけます。